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普段行き慣れていない近所のスーパーに来ている。
今日は前々から彼女に手料理を振る舞おうと計画していたからだ。
付き合い始めて1年になるが、彼女に自分の手料理を振る舞うのは初めてだ。
いつも料理上手な彼女に甘えて僕は食べる専門。
それでも「うまい!」「本当に美味しい!」と言って食べる僕を見て
彼女はとっても嬉しそうに「また作るね!」と言ってくれる。
そんな笑顔が見たくてつい料理のリクエストをしてしまうのだが、
いつもと違う笑顔が見たくて料理を作る事にした。
僕が料理を作ってあげたらどんな顔をするだろうか・・・。
「喜んでくれるかな・・・」
家のキッチンはお湯を沸かすぐらいしか使ったことのない料理とは無縁の人間だが、
彼女の驚く顔と喜ぶ顔が見たくて
夕飯の買い物に来ている主婦たちにまぎれながら目当ての食材を選んでいく。
食材の良し悪しなんてわからないが、
とりあえずネットで調べたレシピに書かれていたものをカゴの中へ入れていく。
「豚ヒレ肉にナスと、サラダの野菜と・・・」
何とか食材を選び終えレジへ。
「ふぅ~、これでよし!」

家に帰り早速準備を始めた。
買い物に手間取っていたせいか、彼女が来るまで時間があまりない!
急いで料理に取り掛かった。
「レシピ通りに作れば大丈夫!」
そう自分に言い聞かせ、スマホの画面と照らし合わせながら作業を進める。
「まずは下ごしらえと・・・」
レシピに書かれた手順で下ごしらえを始めた。
「おっと、忘れるところだった!」
大きめの独り言を言いながら友人に勧められた味かくしを手に取った。
なんでも、これを使えば食材が持っている本来の旨味を引き出して、
高級感のある美味しい料理に仕上がるとか。
料理ベタな僕には強い味方だ。
下ごしらえにもうひと手間加えて料理を再開した。
レシピ通りに作業していたつもりだったが、時間がない焦りからか
手順を間違えたり、分量を間違えたりとてんやわんやだった。
やっとの思いで完成したころには彼女が来る時間になっていた。
「ピンポーン♪」
彼女が来たみたいだ。ギリギリ間に合ってよかった。
レシピ通りとはいかなかったが何とか形にはなった。
「どうしたの?これ」とかなり驚いた様子だが、とっても嬉しそうだ。
だけど勝負はこれから、
「どうぞ、召し上がれ。」
彼女に美味しいと言ってもらわないと!
「いただきます」
そう言って彼女はテリヤキポークを食べ始めた。
「・・・美味しい!お肉も柔らかい!」
美味しいと笑顔で何度も繰り返して食べる彼女を見て作ってよかったと心からそう思った。
「なんだ!料理得意だったんだ!」
そういって驚く彼女。
「得意なんかじゃないよ、君のために頑張ったんだよ(笑)」と照れ笑い。
あっという間に二人とも完食。
彼女も喜んでくれたし、想像以上に美味しく出来たし、計画は大成功!
色々手間取ったけど、こんなに美味しく出来たのはコレのお陰かな。
「次は何を作ろうかな・・・」
片付けをしながら味かくしを手に取り次回の計画を考えていた。
これを使えば彼女の最高の笑顔をまた見られる。
なんだか料理にはまりそうだ。

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平塚
毎日少しずつでも成長出来るように、何事にもチャレンジしていきたいです!!
よろしくお願いします!!
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